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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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お便りナイト 弥生...
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Not Broken / Toth
ばらの花 × ネイティブダンサー / Yui, ミゾベリョウ
楽しい夜更かし (Daiki Chiba From Kroi Remix) / 大滝詠一
Grateful / Tendre
桜 (Mad Professor's Lovers Rock Dub) / bird
Preoccupied / Mac DeMarco
Ottolenghi / Loyle Carner
Go Now / Adam Levine
正解 / RADWIMPS
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:みーさん さん
都内在住30代女性です。暖かい日が多くなってきて、春を感じる日も増えてきましたね。個人的にですが街の人たちが冬のアウターから薄着になったり、日向がポカポカしたり、お店に並ぶ服の色が春色になったり・・・そんな春が四季の中で1番好きです。(花粉は大敵ですが笑) そして、春になると何か新しい事に挑戦したくなります。私は今年こそ英語が話せるようになりたいなと思っています。訓市さんは何かこれから挑戦したいことはありますか?
☆KUN:
1年の頭に新しいことをしようって考えるようにしてるんですけども、去年始めたダンス仲間と今年はダンスもしつつバンドもやるということになりました。自分が出来る楽器以外のことをやるっていうことまで決まってるんですが、今年のダンスの課題が異常にハードになってきまして、結構部活ノリで楽しいって感じだったんですけども、今年に入ってから本当の部活みたいになってきたんですよ。腿とかピクピク痙攣するぐらい動かされますし、先生役の友達に翌日会って「君は体、痛くないの?」って言ったら「めっちゃ痛いっす」みたいな。「そんなことを俺たちに強要してるのか、君は!」みたいな感じでして、まだバンド練習ができていないんですけども、僕はここで新しい楽器をトライしようかなって思ってます。みーさんも英語を頑張ってください。
★From RN:K.S さん
22歳、大学生の者です。旅先の夜のヘルシンキからお便りを書いています。色んなことがありましたが、ホテルの窓からぼけっとイヤホンで音楽を聴きながら街を見ると不思議な感覚になりました。街灯はオレンジ、まばらな部屋の明かり、車のライト、ヨーロッパな感じの街並みです。野村さんはフィンランドに行ったことがありますか?
☆KUN:
フィンランドは2000年の初頭ぐらいにバババババって3、4回かな、仕事がたまたまあって行って、そこから訪れなくなって、もう20年ぐらい経ってしまいましたが、フィンランドって北欧の中で一番縁遠いというか、あんまりどんな国だっていうのが印象が無くて、行ったら空港から何からものすごいデザインされてるんですよ。こんな国だったんだってびっくりした覚えがあります。あとは核戦争用のシェルターの跡地というか、シェルターの中に大きいスケートパークがあったり、やっぱり来てみないと分からないんだなって。フィンランドって東京オリンピックでスキーが強いとか、そんなぐらいのイメージしかなかったんで、そのデザイン大国だっていうのを知ってすごく驚いた記憶があります。
★From RN:ひろちょ さん
29歳男、会社員です。宮崎サーフトリップの帰り、電車の中でお便り書いてます。宮崎へはサーフィンをしに行きましたが、美味しいものたくさん食べたり、名所を巡ったり、熊本県の阿蘇山に登ったり、「俺たち、あんまりサーフィンしてなくない?」と友人とずっこけました。 とは言え1日のスケジュールに必ずサーフィンがありました。自分をリセットする。良いリフレッシュになりました!コロナ禍に興味本位で始めたサーフィンがすっかり生活の一部になっていることに気が付きました。訓市さんは気がついたら習慣になっていたもの、また、自分をリセットするものはありますか?
☆KUN:
気がついたら習慣になっていたものってなんですかね。タバコとかですかね、やっぱり。タバコとかって、こう突っ張った気分で出かける時とか友達の前にいる時だけ、これ見よがしに吸ったりするものじゃないですか、普段吸わないのに。吸ってるところを見たことないのに飲み会に行ったらテーブルの上に何個も並べる奴とかいてびっくりしましたけど。「俺はヘビースモーカーなんだよ」って。それがですね、いつの間にか朝起きたら一番最初にするのがタバコを吸うことになってしまったりして、これは良くない習慣だなと思ってます。どうやったら変えられるんですかね。起きたら最初にバナナを食べるとか、はちみつを舐めるとか、なんかそういうことから始めてみようかな、なんて思ってます。
★From RN:たかのゆうひ さん
20歳の大学生です。先日、神田スクエアで行われたマック・デマルコのライブに行ってまいりました。マックの伸び伸びとしたライフスタイルとフレンドリーなキャラクター、そして何よりもティーンの淡い心を鼓舞してくれるような声と詩に高校生の頃から強く惹かれ、念願のライブでした。キャッチーな雰囲気と裏腹にマックの個性とタイトな演奏が会場を包み込んでいました。高校生の時に聴いていた声を、今では20歳になり、現地ではビールを片手にノリノリで鳴っている音楽に浸る。なんだか不思議な気分になったと同時に、このようなひと時を何よりも楽しい空間に仕上げてくれたマックに本当に感謝しかありません。リクエストはマック・デマルコで 「no other heart」 でお願いします。
☆KUN:
僕は昔、10年ちょっと前ですかね、『STUDIO VOICE』ってカルチャー誌を復刊する時に責任者としてやっていたんですけども、その時にキクチ君という若い音楽ライターと出会って、「すごく音楽が本当に好きで、僕にはこれしかない」っていうのをはっきり口にするような子で、一緒に仕事しようってなりまして。「やりたいことをやらせたいから、何がしたい?」って言った時に、「マック・デマルコのページを作りたい」と。彼はほんとにマックが好きで、初めてだったかな?海外のマックのライブに行って泊まるところがないっていう時にマックがファンとか家に泊めちゃったりしてたんですよね。昔のヒッピーみたいな人で。で、マックが細野さんの大ファンで、「ファックスの書簡をやりたい」って言って、それを誌面上でやったこともあります。それでフジロックに来た時にそのキクチ君が「訓市さんにどうしてもマックを紹介したい」って言って、明け方ぐらいまで駐車場で飲みましたけど、めちゃくちゃいい人で。何でしょうね、音楽も素晴らしいですし、なんか人柄とかソウルっていうんですか、それをちゃんと音に込めてる人で、こんなミュージシャンが今もいるのかっていう、ほんとにオープンで。なのでこの番組のリスナーで「マック・デマルコ?誰だ?」っていう人多いかと思うんですけども、どうしても聴いてみてほしいです。今日はリクエストの曲はもう以前かけてしまっていますので、別ナンバーをかけたいと思います。
★From RN:Stop Hammer Time さん
訓市さんと1日違い、4月9日生まれの28歳男です。普段は都内で電車の車掌として働いています。私の仕事は出勤すると24時間近く拘束され、その中で決められたルーティーンワークを1秒単位できっちりこなすルールに縛られている、クリエイティブとはほど遠い仕事です。僕の中のクリエイティブは趣味と生活そのもの。古着、料理、酒、音楽、ラジオ、フィルムカメラ、そして、たまに行く旅です。今回は去年結婚した妻と2月にスウェーデンのストックホルムとドイツのミュンヘンに7泊10日の新婚旅行に行ってきました。ストックホルムでは去年から就労ビザを取り、現地で美容師として奮闘する妻と僕の共通の友人と「ストックホルム中央駅」にて合流。旅行スタート後、すぐに訪れた久々の再会がこの旅の一番最高の瞬間でした。しかし寒さからか3日目に体調が悪くなり、4日目にはダウン、僕だけエアビーで丸一日寝るハメに。ドイツに移動してもあまり良くならず、悪寒と戦いながら観光。また最終日にはカメラのフラッシュを焚いた瞬間、爆発音がして故障。フィルムが巻き戻らなくなってしまいました。とことんツいていないなぁ〜と思いながらも、私が体調不良でテンションが低く口数が少なくても、いつも通り一緒にいてくれた妻のおかげでハプニングも思い出の1つとポジティブに思えましたし、妻と結婚して良かったなと改めて感じることができた良い旅でした。
☆KUN:
旅先で風邪引いたりすると本当嫌なもんですが、もちろん僕も罹ったことありますし、安宿だったんで毛布とかも無いんですよ。「ルンギ」ってインドの腰巻き1つでブルブル震えながら板みたいなベッドの上で丸まって、ひたすら水飲んで汗で出そうとするんですけど、全く熱が下がんなかったりとかツライですよね。こればっかりはしょうがないんですけども、空気が乾燥してる時に喉をやられちゃうことが僕の周りでも多かったかなと思います。そういう時はバンダナとかショールで鼻の上まで巻いとくと自分の湿気で乾燥から守られたりするので、ぜひやってみてほしいと思います。それにしても車掌さんの仕事っていうのも、これはこれでクリエイティブだと思うんですけどもね。自分たちの運転で時間ぴったりに動かすって経験がないと出来ないじゃないですか。色んな方法でやってるんだなと思っているので十分クリエイティブだと思いますよ。
★From RN:離島のワインバー さん
石垣島でワインバーを営む30歳男子です。私は酒場の番頭を務める傍ら、高校生の塾講師もしており、島の子供達のピュアでエネルギッシュな活力を吸収しながら島生活を謳歌しています。石垣島の高校生と関わり始めて驚いたことのひとつが「修学旅行がない」 ということです。様々な事情で実施されていないと想像しますが、同学年と大人数で旅に出ることが無いのは少し寂しいと感じました。そこで塾の生徒たちだけでもどこかへ連れ出そうと、東京へ研修旅行と称しみんなで旅に出ました。とある有名企業のオフィスツアーや東京大学のキャンパスツアー、国会議事堂の見学など、島にいては触れられない体験をし、自由時間は上野や浅草へ。たくさん歩いて刺激を受けて目を輝かして帰ってきた夜はもちろんオールナイト。大富豪に始まり、UNO、人狼、そして恋バナ…。私も負けじと子供たちと共に夜を明かし「先生が誰よりも高校生だったよ」と言われ、改めて青春とは心の持ち方であることを実感させてくれました。
☆KUN:
良い先生というか良い大人だと思います。そういう機会を若い人に作ってあげて、何か扉を開いてあげるっていうのはすごく素敵なことだと思いますし、僕も若い知り合いが多いというか、友達だと思ってますけども。僕が若い頃ってまだギリギリバブルで遊びに行った先の大人とかがえらく気前がいい人が多くて、色んなものを奢ってくれたり見せてくれたり。「え、行ったことないの?知らないの?じゃあ訓ちゃん今から行こう」みたいな。お礼を言う間もなく皆さん疎遠になったというか、自分が旅に出てしまったんで会わなくなってしまいましたけども、ああいうのはカルマだと思うんですよね。自分が受けた施しは絶対人にもやるっていう。そして、初めてやることとか見ることとか体験することではしゃぐ人たちを見てると、こっちにもそれが感染するんですよ。なんかそういう空気を一緒に吸ってると忘れていた自分のその思い出の中のそういう経験とシンクロするっていうか、だから青春を2度も3度も巻き戻して見られるんですよ。日本はどうしても「昔好きだったけど卒業した」とか「年甲斐がない」っていうことが多いと思うんですけど、卒業なんか絶対しないですからね。皆さんもしない方がいいですよ。いつまでも青春って言うとものすごくジジイくさいですけども、心を柔らかく生きていきたいなって思います。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


